2015年2月24日火曜日

執筆した論文が刊行されました。

本日、執筆をした学術論文が刊行されました。
掲載雑誌は、大学の紀要で、札幌学院法学・金山剛教授退職記念号です。

北大法学研究科助教時代に恩師である金山教授から直接に執筆のご依頼を頂戴しました。

 

 戸井健太郎「医療法人の出資持分に関する課税上の問題 ―近時の最高裁判決への検討を通じて」札幌学院法学31巻1号19‐45頁(2014年)

論文内容の詳細は省きますが、
そもそもこのテーマを扱ったのは、(博士論文の一部分の研究の延長として)、営利でもない、非営利でもない法人(=医療法人ら)に対する課税を実務の視点を交えて課税理論として捉えなおしたい(どのように考えるのが実情と理屈に合うのだろうか?)、と思ったからです。
そこで、まず、今回の論文(第一弾、たたき台)では、医療法人の出資持分について、現実に起こっている問題と課税上の問題とを両睨みしつつ、それらの問題の理論上の難しさを明らかにすることに努めました。
営利法人でもない、非営利法人とも言い切れない医療法人に対する課税問題は、(高橋祐介教授の租税法学会での発表を除けば)これまで理論的な面からの検討はほとんどされてきませんでした(他方で、訴訟実務を含む実務的な面からの問題意識や検討は多くなされてきました)。
今回は、理論と実務を架橋したいと目論みましたが、まだ検討の方向性が見えてきたという段階にすぎません。
今後も、営利・非営利の中間領域に位置する法人の研究を進めて参りたいと思います。

最後になりますが、
執筆・寄稿をご依頼いただいた金山剛教授、清水敏行教授、編集でお世話になった田處博之教授、事務局の川村正志様にはこころより感謝申し上げます。
この度は、執筆の貴重な機会を与えてくださいまして、まことにありがとうございました。

2015年2月6日金曜日

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